株式会社キザワ・アンド・カンパニー

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企業変革とリーダーシップ能力開発


増大するイノベーションの機会をいかに生かすかは,企業戦略上の最重要な課題である。企業変革とは,既存事業の改革または新規事業の開発を実現することである。イノベーションの機会を生かすには,企業変革が必要であり,そのために組織成員のリーダーシップ能力の開発が求められている。

「リーダーシップとは何か」,「マネージャーとリーダーの違いは何か」を問うと,階層レベルや組織文化の違いにより,様々な回答を得ることができる。多様な意見を尊重しなければならないが,言葉の内容と意義がばらばらでは,効果的な企業経営を実行することが難しくなる。下の図表は,マネージャーとリーダーの位置づけを示す。マネージャーの中心的役割は,問題解決と発生する物事への対応である一方,リーダーは機会発見または問題回避,将来事象を予見することである。

 

また2番目の図表は,両者の役割の違いを示している。リーダーは,既存のパラダイムの境界を広げ事業の拡大を図るか,または新規のパラダイムを開拓し,そこに組織成員を導く役割が期待される。これに対してマネージャーは,既存のパラダイムの境界内で階層を利用し組織成員を指揮する役割を期待される。

中堅社員から経営トップまで組織の階層を上がるにつれて,マネージャーとしての仕事からリーダーとしての仕事の割合が上昇する。リーダーシップ論の研究で著名なジョン・P・コッターは,米国大手企業の成功しているCEOまたは事業部門長を調査した結果,リーダーとしての仕事に8割を割き,残り2割をマネージャーとしての仕事に割いていると指摘している。1980年代末以前では,その割合は6対4の割合であったという。1990年以降,多くの米国大手企業がリーダーシップ能力開発に力を注ぎ始めた時期と符合することが興味深い。下の図表は,マネージャーとしての仕事とリーダーとしての仕事の違いを示している。両者に共通の仕事は,課題を設定し,課題達成を可能とする人的ネットワークを構築し,人々に実際の課題を達成させることである。

 

 

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