ピラミッドの一番下には,他社の参入を防ぐために,多額の広告と販促を行って利益が見込めないほどの低価格で製品を供給し,圧倒的な市場シェアをとる。この一番下の製品がファイアーウォールとなる。低価格帯にいる顧客の中には,所得が向上すれば,より高い価格帯の製品を求めるものも出てくる。所得が上がれば,顧客数は少なくなるが,価格感応度が低くなる。稼ぎどころは,ピラミッドの上の段に位置づけられる高価格帯製品となる。顧客にピラミッドの階段をいかにスムーズに上らせるかがポイントである。
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