新製品は,S字型の成長軌道をたどることが知られている。S字を波に例えると,波の中腹付近で利益額(利益率×売上高)が最大になる。利益はちょうどパラボラアンテナを床に伏せたような軌跡を描く。理想的には,利益額が最大のところで事業を競合他社に売却し,つぎの事業に乗り換えることが賢明である。波のトップ(波頭)を追いかけ続けると,それまで稼いだ利益を食いつぶすことになりかねない。ソーラーパネル製造,液晶事業などが典型である。
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